おひまでなにより。

暇すぎて、忙しい人生にしたい

どこまで神経質になるか

すごく遅いかも知れないけどここ2週間くらい、新型コロナウィルスに「自分が感染すること」を真に迫って考えるようになりました。

 

最初は「若いから大丈夫」なんて思っていたけど、緊急事態宣言も発令されて、感染者数の報道なんかも見たりすると、

あれ、これってもしかして自分だけの問題じゃないんじゃない?

感染が更に広まって、国のパニックがこれ以上加速したら本当に大変なことになるんじゃない?

なんて思うようになって、外出はもともとそんなにしてなかったけど、これまで以上に手洗いに気を使ったり、帰ったらまずシャワーを浴びるようにしたり、スマホを消毒したりなんてこともするようになりました。

 

でも、なにせ敵は目には見えない。

どこまで気を付け、どこまでをセーフなラインとするかの線引きに日々頭を悩ませております。

買ってきた食材も全部消毒?

例えば、外から持ち帰ったものは全部消毒した方が良いのか、という問題。

そりゃ、やらないよりかはやった方が良いのかも知れないけど、消毒液だってもはやいくらでも買える代物でなくなってしまった訳だし、第一手間がかかって仕方ないですよね。

 

一番悩むのが、スーパーで買い物をした後です。

大根のプラスチックの包装とか、お茶葉の外箱とか、そんなものまで消毒してからじゃないとキッチンの棚に居座る権利を与えられないのでしょうか?

1か月前の私だったら買い物袋からダイレクトに棚に移していたのだけど、今やどこに潜んでいてもおかしくないウィルスを自分の冷蔵庫に連れてきてしまうことになるリスクを考えると、ちょっと気が引けてしまいます。

 

一方で「そこまでやる?」と突っ込みをいれる自分もいます。

ウィルスに振り回されて労力をかけるなんて、逆に病気になってしまいそうな気もするんです。

 

だって緊張状態でいるって、それだけであの万病の元と言われるストレス状態に陥るってことになるじゃないですか。

 

理想的なのは

「しっかり対策できている!」

という安心感を持ちつつも

「ああ、ウィルスその辺にいるかも知れないけど大丈夫でしょ~」

と受け流せるくらいおおらかな自分でいること。

 

ちょうど良い着地点を日々模索中です。

 

他者に寛容でいられなくなる問題

街中でちょっと咳をした人なんかに出くわすと、すぐに身構えてしまう自分がいます。

同じ電車に乗っていたら、そろりと車両を移動する。すれ違いざまであれば、さっとよける。

それは自分が感染したくないからそうするのだけど、一方でそんな自分にものすごくモヤモヤしてしまいます。

 

自分が同じことをされたら、きっと傷つくだろうなと思います。

 

それに、これっていわゆる「医療従事者に対する差別」に繋がる行動なんじゃないかと思うんですよね。

 

もちろん咳をしていようがしてなかろうが、病院に勤めていようがいなかろうが、「人類皆ソーシャルディスタンス」の時代ですから、まず考えなきゃいけないのはやみくもに人に近づいたりはしないことだとは思うんですけど、

 

私がやってしまったのは、物理的な距離だけじゃなくて、心の距離まで突き放すような行為なんじゃないかなと思えてきまして。

 

だからと言って、わざわざせき込んでいる人に近づいていくなんてことは決して勧められるべき行為じゃないと思うし…。

 

とグルグル考え込んでしまっております。

 

まだまだ答えは出そうにないけれど、やっぱり上にも書いた「おおらかな自分」でいられることが大事なのかな、と思います。