4/26~28 何があっても
4月26日(日)
ピカピカと晴れた良いお天気。
風呂場の排水口の掃除をしたり、おにぎりを作って食べたり、近くの公園まで散歩に行きベンチで本を読んだりして過ごした。
歌とダンスの練習もした。
「お勉強の時間」も取ることができた。
今日の内容は「種子法」「種苗法」について。
日本の今後の食の安全を考える上では欠かせない問題。
すでに決定されてしまった種子法廃止。
主食としてとても大切なお米や大豆。それらがすべて遺伝子組み換えやゲノム編集作物しか流通しないような社会になってしまうかも知れない。
種苗法の改定に関しても、このまま可決されれば日本古来の品種は消え、人工的につくられた、生命力のない作物しか口にできなくなるかも知れない。
国が決めたことでも、自治体の条例で今まで通りの対応にすることはできる。
しっかり勉強して、声を上げていきたい。
夜、Youtubeを覗いていたらこんな動画を見つけた。
【人生が変わる18分】2020年5月11日巨大地震のシグナルはこれだ!【南海トラフ地震】【首都直下型地震】
5月11日に大地震!?
コロナで混乱した今の社会でそれが起こったら、本当に恐ろしいことになる。
この方は時代予測などをもとにそう言っているのだけど、もはや根拠がどうとかの話ではなく、大地震なんていつ来たっておかしくはないのだ。
こんな時だからこそ、様々なことを想定して、備えをしていきたい。
4月27日(月)
5時過ぎに起床。
簡単に水分を摂り、10分ヨガをやって仕事に向かう。
ここ2カ月ほど悩まされた身体のだるさも抜けてきて、本来の調子を取り戻しつつある。嬉しい。
でも、やっぱり地震のことが頭から抜けない。
もちろん、備蓄はするとして、そのあとの生活はどうしよう?
きっと、地震が起きたって戦争が起きたって、人はみんな自分の人生を歩んでいかないといけないんだと思う。
色々な制限がある中でも、自分のやりたいことは貫かないといけない。
私がこれからやっていきたいことといえば、自分の表現(文章・歌・踊り)をやりながら自分でも野菜を作ったり、食の安全や食料自給率アップなどの問題に関わっていくこと。それを実現させるにはどこで暮らすのが良いか、などを考えていたところだ。
昨日のYoutube動画では震災の後に戦争も来る、なんて言っていたけれど、そんな「最悪の想定」の状況下でも、ちゃんとそれができるのか。
不安に思っても、常に平常心でいることを心がけている。
けれどなんだかんだ不安でいっぱいの一日だったと思う。
4月28日(火)
朝は仕事。なんとなく身体が怠い。
ということで、食材の買い物だけしてさっさと帰って休むことに。
帰宅して、映画『この世界の片隅に』を観た。
観るのは2回目だけど、今回の方が断然胸に染みた。
今の私の抱えている不安に、ドンピシャで答えを与えてくれる映画だった。
描かれているのは、一人の女性の人生。
うっかり者で絵を描くのが好きで、海苔の仕事をして、ある時縁談が持ち込まれて。
そんな風に流れていくすずさんの人生の、ある時期にたまたま戦争というものがあって。
家族が亡くなって、空襲に遭って、食料も少ないけれど、それでも人生は否応なしに続いていく。人生って、結局自分が選んだもので埋められていくものだ。
戦争などの不可抗力の出来事があったとしても、すずさんは相変わらず「ぼんやり」な子で、家族に囲まれていて、えんぴつを握っていた。うまくは言えないけれど、それはすずさんの人生だからそうなったもので、戦争がどうとかは全く関係のない話なんだ。
自分にとって大切なものは、なにがあっても残っていく。
例え目に見える形ではなくとも、その人の人生に確かに現れていくものだ。
映画を観て、そんな風に感じることができたら、すこし気持ちが楽になった。
シンプルに、自分にとって大切なことは何か。
それさえ忘れなければ、きっと何があっても自分の人生を生きられる。