おひまでなにより。

暇すぎて、忙しい人生にしたい

時間の逆算が苦手

7月29日(水)

 

茶店のバイトの最後の出勤の日だというのに、またしても遅刻してしまった。

 

家を出るまでにやらなければいけない(と自分で決めた)ことが、たくさんあったためだ。

 

前の日も作業やら何やらをしていたら遅くなって寝落ちしてしまったため、流し台には大量の洗い物が残っていた。

バイト終わりにそのまま実家に行くことになっていたので、出かける前に洗っておかないと2番も放置することになってしまう。

それに、実家とはいえ泊まるのに最低限必要なものはかばんに詰めなければいけないし、昨日メルカリに出品していたものがなんと6個も売れたので、それらを梱包して配送もしておきたかった。

 

朝8時近くに目が覚めて、12時の出勤時間に間に合わせるには11時には家を出ないといけない。

シャワーしてメイクして、出かける前にやらなければならないことを一生懸命頭の中で組み立てる。

 

(洗い物して洗濯して、荷造りして、メルカリ梱包して、…よし、全部やってく時間はありそう。駅の途中のコンビニで配送もしたいから、10分くらいは余裕を持って家を出たいな)

 

そう思って取り掛かった。

 

結果、10分遅れての出勤となった。

しかも、メルカリの配送はできずじまいで、遅刻だ。

 

家の中でやろうとしていた作業は、思いのほか時間がかかった。

いつものことだ。

 

どうも私は、「ゴールとなる時間から逆算して行動する」ということが苦手だ。

 

多分、多くの人は「11時に家を出るから、それまでに10分で洗い物して、5分で化粧して…」と段取りを組むことを日常的に行っているのだと思うけれど、私は「やること」を「持ち時間」にうまく当てはめることができない。

 

あと、どの作業にどの位の時間がかかるか想定するのも苦手。

10分で終わると思っていたことが実際には25分かかった、なんてこともざらだ。

 

もちろん、他の人だってやることに対して時間が足りない場合もあるだろうし、そういう時はできるところまでやっておく、という風に対応しているんだと思う。あるいは作業の優先順位を考えて、全部やらなければいけないものとそうでないものを分ける、とかだろうか。

 

私にとっては、「あと〇分で家を出る」と時間で考えるよりも「◎をやって、△をやって家を出る」と流れで考えるほうがしっくりくるのだ。

ただそれだと時間で約束やルールを決める現代の社会には適応しにくい、というだけのことで、そういう人は案外多いんじゃないかと思う。

 

そしてさらに、今日の私にとってはバイト先で店番する(といっても、最近は客入りがめっきり減ってほとんどぼんやりと立っているだけ)よりも、メルカリの配送を済ませてしまうことのほうが大事なことであった。

 

だから「時間通りに来なければいけない」と頭では分かっていても、心のどこかでは「第二優先事項」のために「第一優先事項」が達成できなくなることに対して納得がいっていないのだ。

 

結論として感じたのは、やっぱり自分があまり大事にできないことは辞めていった方良い、ということだ。

 

とはいえ、時間に遅れることは決して良いことだとは思わないので、今後の自分のためにも改善できるところはしていきたいと思う。

 

少し前にやってみて有効だったのが、通常の想定よりも2時間早く家を出る、ということだ。

2時間前には目的地の最寄り駅に着いていて、近くのカフェや公園で本を読んだり、好きなことをするというものだ。

これだと、時間に縛られているというよりかは「自分で時間をコントロールしている」感覚になれるし、好きなことをする時間が作れると思うから早く家を出るモチベーションも上がる。

 

今回みたいに家でやるべきことが多い時にはできないかも知れないけれど、使えるときは積極的に取り入れたい作戦だ。

 

他にも良い方法を知っている人がいたら、是非コメントで教えて下さい!

 

#時間術