おひまでなにより。

暇すぎて、忙しい人生にしたい

人間みんな、もとは暇人

どんなに忙しくしている人だって、社長さんだって総理大臣だって、生まれた時から忙しかった訳じゃない。

 

生まれたての赤ちゃんの頃はみんな、「ひまじん」だった。

何かをすることを求められていない、ただそこに存在しているだけで許されていた。

目の前にはまっさらなキャンバスのような時間が広がっていて、そこにはこれからいかようにも人生を描くことが許されていた。

 

なのにいつの間にか、そのまっさらな時間に、他の誰かが決めた色を塗っていたような、そうするしか選択肢がないかのような錯覚に陥って、その錯覚にどっぷりと浸かった生き方をしていた気がする。

 

でも、今この瞬間のより先の人生が「まっさら」であることは、社長も総理大臣も私もあなたも変わらない。

 

人間は本来、絶対的に「ひまじん」だ。

今「忙しく」しているのは、これまでの人生で描いてきたものが「忙しさ」だったから。

 

これまで「忙し」かった時間でさえ、本当は自分の心がキラキラと輝くような色で埋めて良いものだった。

 

でも、そんなことを言われても、今さら何色に塗ったら良いのか分からない人だって多いと思う。

 

私の「心のキラキラ」は何色?

 

私の場合、ふと幼い頃に見た光景を思い出した時、昔好きで擦り切れるほど何回も聴いた音楽を久しぶりに聴いたとき、そんな時にその「心のキラキラ」の断片を掴むことができる。

(これは私の場合であって、人によってそれが訪れる瞬間は違うと思う)

なんていうか「本当の自分」に還ることができたような心地がする。

今現在お金がピンチなこと、なにか行動を起こさなければという焦り、コロナ。

そんなものがあっても、これから何でもできるし、どこにでも行ける。

無敵になったような感覚になれる。

 

お金も時間もたっぷりあって、働く必要がなかったとしたら、何をする?

どんな風に時間を過ごす?

 

きっと、その時間を思い切り楽しもうとするに違いない。

 

そんな風に生きて良いんだよ。

たとえ今仕事が忙しくて、お金に余裕がなかったとしても。

 

まずは自分の心がきらめく瞬間を掴む練習からして、それができるようになったら、忙しい日々のちょっとしたすき間を見つけて、そういう時間を「キラキラの断片」で埋めていくことからし始めれば、きっと「ほんとうの自分」として生きていく人生に繋がるから。

 

これから何だってして良いんだ。

 

いきなりは難しいかもしれない。

でも、自分がその気になればいつでも「ひまじん」に還ることはできる。

キラキラしてて、自由で、軽やかで。

そんな人生を歩んで行ける!

 

そう思えたら、なんだか楽しくなってこない?

 

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