「食べてはいけないもの」のブレーキを外す
8月16日(日)
派遣バイトの最終日。
集合時間の30分前に着いて、近くのカフェで朝ごはん。
エクセルシオールのクロワッサンとコーヒー。
美味しいパンとコーヒーと、窓の前の席での優雅な時間。
たった500円ほどでこんなにたくさんのものが受け取れるなんて、日本という国は改めて豊かだな~、としみじみ。
少し温めてもらったクロワッサンはサクサク・ジュワジュワで激うま!
コーヒーの苦みがクロワッサンの油分を流してくれて、気分もスッキリ。
朝のコーヒーは、仕事に向けて身体を整えてくれる気がするし、気分も上がる。
厳格にグルテンフリー&ヴィーガンをやっていた時はクロワッサンなんて考えられなかった。
今は、自分が望めば食べたいものを食べたいときに食べられる。
選択肢が広がるって、それだけで自分の気持ちも行動も軽やかになれる。
家にいるときは朝ごはんは食べないけれど、こういう風に出かける時や気になるお店があるときはどんどん食べたい。
やっぱりモーニングという文化って、良いよね。
という訳で、いざ出勤。
立ってるだけの仕事はやっぱりきつかった。
最終日だから乗り越えらえる!みたいな気持ちにもならず、ただただ時間を耐え忍ぶ。
こういう時間のつかいかたが一番勿体ない。
お昼休憩は、またしてもナタラジのカレー。
〇ミラン・ナタラジ渋谷
http://nataraj2.sakura.ne.jp/cafe3/restaurant5.html
昨日、ここのカレーを食べたらめっちゃ元気が出たので、今日もパワーをもらいに来た。
今回はビュッフェじゃなくてカレーセット。
丸いお皿4枚。
大好きな、きのこパラクというカレー。
名前のまんまの、きのことパラク(ほうれん草)のカレーで、スパイスよりもきのこのうま味がしっかりと全面に出されていて非常に美味しいのです。
これで税込み1900円。
少し値が張るけれど、厳選素材で大切に作られた食べ物だから、これくらいするのは当然なんだろうな。
それに本当に美味しいし、私はこのお店が大好きなので(2020年、最も通ったお店余ぶっちぎりの1位)これからもどんどん通っていきたい。
午後の仕事、やっぱりカレーのお陰で午前中より元気にできた!
スパイス効果、すごい!!
と言っても相変わらずすることがないので、また考え事。
これまで「これが健康に良い」とか「砂糖はダメ」とか、頭で考えて食べてきたけれど、それが今の私にとって幸せなんだろうか。
だって、肌だってまだまだニキビもあるし毛穴も開いているし、以前よりはだいぶ綺麗になってきたけどまだまだ自分の理想には届かない。
理想の私って、もっともっと軽やかで、いろんなことを純粋に楽しむ自分。
美味しそうなケーキを目の前にしたら、「砂糖が、小麦が、乳製品が…」とごちゃごちゃ考えるよりも「美味しそう!」ってワクワク・キラキラした気持ちで食べること。
それでいて、健康でキレイでいられること。
美と健康のために食べ物に気を遣うのは当たり前だと思ってきたし、それは間違ってはいないと思う。
でもそれは、食べることに対してマインドが前向きであるということが前提なのであって。
今までの私にとっては、食べることに罪悪感がつきものだった。
「健康によいもの」を毎日食べて、たまに「身体に悪い物」を食べる時は常に「食べちゃった…」とか「明日からまた我慢だ…」なんて思っていた。
そうやって食べてきた結果が今の私であって。
別に悪くはないけれど、これからはもう一段階精神的にも肉体的にも楽しく軽やかにやっていきたい。
だから、健康に良い・悪いにかかわらず食べたいものを食べたいときに食べてみることにしよう。
立ちっぱなしにも身体がようやく慣れてきたところで、業務終了。
解放されてまた、朝と同じエクセルシオールへ。
疲れた身体に豆乳抹茶ラテが染みる。
この豆乳抹茶ラテだって、「調整豆乳には砂糖や油が入っているからな」とか「豆乳の大豆は遺伝子組み換えだろうな」と思って絶対頼まなかったものだ。
実際にそうだったとしても、たまのこんなひとときだ。
それよりも、棒のようになっていた脚が回復して、家に帰る元気が戻ってきて、たった一杯のドリンクにこんな力があったなんて。そんなことに驚いた。
元気に、早歩きで家路につく。
帰ったら、のんびり映画でも観ようかな。